ニュージーランド代表オールブラックス

2018.05.31 | コラム

ラグビーのことはよく知らないけれど、「オールブラックス」なら知っている――という人は、決して少なくないだろう。漆黒のジャージーを身につけた屈強な男たちが試合前に行う勇壮な戦いの舞、「ハカ」をただちに思い浮かべる人も多いかもしれない。世界で最も広く知られ、輝かしい戦績を残してきた最強のラグビーチーム、それがニュージーランド代表オールブラックスである。

オールブラックスが国際ラグビー界において特別な存在である理由は、大きく2つある。ひとつは全身黒のスタイルやハカに象徴される際立つキャラクター、もうひとつは華麗なパフォーマンスだ。

ニュージーランド代表がオールブラックスの愛称で呼ばれるようになった由来は諸説あり、1905年に初のイギリス遠征を行った際、現地の新聞が「チーム全員がバックスプレーヤーのようだ」ということで「All Backs」と見出しをつけようとしたところ、印刷ミスで「All Blacks」となってしまった――という逸話が長く伝えられてきた。もっとも現在では、ジャージーからパンツ、ソックスまで黒のいでたちからその名がつけられたという説が有力になっている。ちなみに漆黒のジャージーになった経緯は、初めてニュージーランド代表が結成された1882年当時はジャージーに使用できる繊維の色が限られており、対戦相手のオーストラリア・ニューサウスウェールズ代表と異なる色として、黒にシルバーファーン(ニュージーランドに自生するシダの一種)のエンブレムをつけたジャージーが選ばれ、そのまま定着することとなった。

ALL BLACKS

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