NZRUスティーブ・チューCEOおよびジョン・カーワン卿がオールブラックスヒストリーを語る

2018.05.31 | ニュース

5月31日(木)、千葉県柏市の「柏の葉カンファレンスセンター」で、ラグビーニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」が、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に先駆けて行うキャンプや活動内容に関する「事前キャンプ地決定およびプロモーション活動発表会」では、NZラグビー協会スティーブ・チューCEOおよびジョン・カーワン卿(元オールブラックスの伝説的WTB/元ラグビー日本代表ヘッドコーチ)より、オールブラックスの歴史やチーム強化などに関する「オールブラックスヒストリー」の講演も行われた。

まず、2人の講演に先立ち、オールブラックスがテストマッチ(国際試合)の前に必ず踊る「ハカ」の意味合い、歴史などが説明されたVTRが流れた。

次に壇上に立ったチュー CEOは、NZという国におけるオールブラックスの価値を中心に下記のように話した。

「今のVTRを見てもわかるように、『ハカ』がいかにオールブラックスにとって重要かわかっていただけたと思います。過去130年、オールブラックスは勝率75%を誇っています。こういった数字を実際に言うのは、私たちのやり方ではないのですがちょっと自慢させていただきました。

NZの国民はオールブラックスが試合をするとき全員が手を止めて応援します。オールブラックスなしでは生きていけないのです。オールブラックスは1987年から始まったW杯で、自国開催だった2011年で優勝し、2015年はイングランドで連覇を達成しました。その間は素晴らしい8年間でした。

しかしW杯に勝つだけでなく、フィールド外で何をするかも大切です。もう2つ自慢させて下さい。2016年にはベルリンで『ローレウス世界スポーツ賞』で『チームオブザイヤー』を受賞し、昨年はスペイン王国の賞もいただきました。試合や大会に勝ったことだけでなく、長年やってきたこと、つまり、組織が130年の間どれだけスポーツマンシップを持っていたかに対する認識で賞を得たのだと思います。

今日、カーワン卿というオールブラックスのメンバーが来ています。これまで1170名がオールブラックスとしてプレーしてきました。6月のフランス戦でもう数名キャップを受け取ることになるでしょう。NZのことわざに『人であり人であり人』というものがあります。ジャージー着るのも人で、組織も人です。

NZラグビーの任務は触発させ団結させることです。NZラグビーはグローバルでもあります。オールブラックスはNZにとってどれだけ重要かわかっています。AIGなどとの事業面における包括的なパートナーシップも大事に思っていて、オールブラックスは国際的なブランドを高めていきます。

2018年、2019年、オールブラックスを日本人にとって2番目に大切なチームとして応援していただきたい。柏市、三井不動産様のサポートは今後も重要です。今年の10月末にはオールブラックスとオーストラリアとの試合も日本でありますが、2019年W杯でまた日本に戻ってくるのが今から楽しみです。未来をいっしょに達成していきましょう」

チューCEOはオールブラックスが試合に勝つ、W杯で優勝するといったラグビー以外の部分でのNZという国、NZ国民にとっての意義、意味などを強調した。

NZラグビー協会スティーブ・チューCEO