NZRUスティーブ・チューCEOおよびジョン・カーワン卿がオールブラックスヒストリーを語る

2018.05.31 | ニュース

続いて、元NZ代表の伝説的WTBでオールブラックスキャップ63を誇り、2007年、2011年のラグビーW杯では日本代表ヘッドコーチを務めた「JK」ことジョン・カーワン卿が登壇し、こう話した。

「私には夢がありました。オールブラックスになる夢を毎晩のように見ていました。そして854人目のオールブラックになることができました。

オールブラックスに19歳になったときに誇りに思いました。しかし、上から目線でリーダーの一人に『お前は誰だと言われました。ライス・ロスコーチに選ばれたが、我々はお前を選んでいない。土曜日の試合に負けたらお前のせいだ』と言われました。信じられませんでした。

次の朝、そのリーダーといっしょに朝食を食べました。そのとき『昨日、お前に言ったこと覚えているな。それは信実だ。ただ俺たちはお前たち信じている。お前は優秀な選手だ。オールブラックスジャージーは1週間、もしくは10年という一定期間持ってもらってもいい。もし、土曜日の試合に負けたらまず自分を鏡で見ろ。自分の持つ最大限の試合ができたら俺に話しかけろ。このジャージーは何人もの偉大な選手が袖を通して、(今はお前に)貸し出しているのだ』と言われました。

オールブラックスでは次に人に渡すために、ジャージーを強めないといけない。あの日、オールブラックスを達成した、もう到着したと思っていた。しかし、オールブラックスはスタートでしかない。毎週、毎週より強くなっていかないといけない。

こうして柏に戻ってきました。もう1つ大切なのはみなさまとの関係です。バーベキューなど誰かといっしょに食事し、ひとときを楽しむことで、価値観や道徳に整合性を持つことができます。柏市や三井不動産様とも食事をしたと思いますが、尊敬し合い、協力し合い、交渉して会合を持ちました。新しい関係の一員となれて嬉しいです。

先週の土曜日はもう過去です。今週の土曜日に向かいます。皆様とは同胞です。協力して勝ち続けて、いっしょに努力していきます。私はオールブラックスになれたことを誇りに思っていますし、光栄に思っていますし、私に勇気をくれたことに感謝します。今後ともご協力宜しくお願いします」

カーワン卿は自身もプレーしていた常に進化を止めないオールブラックスになぞらえ、今後、オールブラックスが未来志向で柏市と三井不動産とのパートナーシップを強化していく重要性を説いたというわけだ。

元ラグビーニュージーランド代表ジョン・カーワン卿

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